狼母さんと2匹の子山羊

軽度知的障害児と、そのお姉ちゃんの育児記録。

妊娠中のこと 7

羊水検査を受けて10数日経った頃、メイのお昼寝中に家事をしていると、病院から携帯に電話がありました。


羊水検査を担当してくれた先生からで、

「検査結果が出ました」

とのこと。


私はドキドキしながら

「結果は次の診察の時じゃないと聞くことができないと、(主治医の)先生から聞いています」

と言いました。


すると、

「いや、このお電話でお伝えできますよ」と。






「それがね、染色体異常…なかったんですよ…」


先生は検査結果にすごくビックリというか、動揺されているようでした。


私が「本当ですか!??良かったー」と言うと


「いや、うん、良かったんだけど、でもじゃあ何で…」

と、先生、本当に動揺してました。


そして、羊水検査では陰性だったけれど、出産後に他の染色体異常が判明する可能性があること、


心臓や腎臓等の病気を持っている可能性があること


お腹の赤ちゃんが嚢胞性ヒグローマなのは事実なので、今後も死産の可能性は続くこと


いろいろな可能性について、ゆっくりお話してくれました。



私は先生にお礼を言い、電話を切りました。


電話を切った後、一気に気が抜けて、ホッとして、その場に泣き崩れてしまいました。


安心して大泣きしたことなんて、今まで生きてきて、後にも先にもこれっきりです。