妊娠中のこと 2
悪阻がよくなってきたら、また新たな問題が。
お腹の中のヨウが、「嚢胞性ヒグローマ」と診断されます。
何かと言うと、超音波検査の時に胎児の頸の後ろに浮腫みがあり、それが分厚い。
浮腫んでいるとどうなのか。
染色体異常の可能性が高い。
具体的に名前が出ていたのがダウン症でした。
実はメイを妊娠していた時にも、悪阻が治まってきた後に浮腫みを指摘されたことがありました。
ただ、この時は割とすぐ浮腫みが治まったし、結果的に元気に産まれてきてくれたので、ヨウの浮腫みを指摘された時も、初めは軽く考えていました。
でも、その後も浮腫みは治るどころか酷くなり、ヨウの体長(推定)の3分の1ほどの厚さに膨れあがります。
「心臓にかなり負担がかかっているはず。」
「次の診察まで心臓が動いているかわかりません。」
「胎動を感じなくなったら早めに受診してください。」
この頃には、毎週の診察の度に先生から「死産になる可能性がある」と聞き、やっと感じ始めた胎動が止まってしまうのか不安で、かなり辛かったです。