狼母さんと2匹の子山羊

軽度知的障害児と、そのお姉ちゃんの育児記録。

妊娠中のこと 5

1時間ほど分娩台の上で休んだ後、車椅子で病室へ移動しました。


ここでもう一度、羊水検査後は流産リスクがあるから動いちゃいけない、と説明がありました。


病室は大部屋で、昼食をとって夕方まで眠っていました。


検査後に飲んだ子宮収縮を予防するお薬の副作用で目眩があって、気持ちが悪かったからです。


この日は自分で車の運転をしないように先生から言われていたので、送迎を実父に頼んでいて、16時頃に退院手続きをし、迎えに来てもらって帰宅しました。




採取した羊水ですが、病院内で検査するのではなく、県外の検査機関に出して分析をお願いするので、10〜14日かかるとのこと。


「電話で結果をお伝えすることはできないので、診察時に直接お話します」


「人工妊娠中絶できる週数が迫っているので、検査結果後、どうするのか考えておいてください」


産婦人科と小児科の先生方は、十中八九、検査結果で陽性がでると思っている口ぶりで、あと産む産まないは夫婦で考えてくださいといった感じでした。


羊水検査を終えてホッとする間もなく、今度はお腹の赤ちゃんを産むか産まないか、残酷な悩みが頭を擡げます。